今年度は、新たに1名職員を迎えることができ、安定した人員体制で運営を行うことができました。また、主任介護支援専門員の更新研修についても保険者の推薦を受け研修を受講することができました。団塊の世代が後期高齢者となる2025年が迫るにつれ、介護支援専門員に求められることが対応となり、今まで以上に多岐にわたる情報収集が必要なことを再認識した年でもありました。多様な視点でのケアマネジメントを実践するために、介護保険制度にとらわれない視点での研修に積極的に参加しました。
また、夏には第一回日本在宅医療連合学会大会に参加し、二日間で多くの演題を聴講し、全国の様々な取り組みや研究結果を学ぶ機会となりました。中でも初めての「ケアマネ集まろう」では、全国のケアマネージャーが参加し医療との連携について等活発な意見交換をし、ケアマネージャーの話を広げることができました。
地域では、個別の事例検討会への出席や小地域ケア会議への事例提出など、利用者様が住み慣れた地域で生活を継続するため多職種と連携をとり、話し合いを重ねる場も多くありました。
例年同様に、顧客満足度調査を実施し、約65%の回収率でした。アンケートのご協力に感謝するとともに、利用者様、ご家族の介護保険制度に対する関心の深さを感じました。アンケートをもとに事業所の改善点や運営について話し合いを行いました。
年度後半では、新型コロナウイルスによる影響で、多職種勉強会を始め、多くの研修が中断・中止となりましたが、今年度は新たな学びが多く、職員全員が成長した1年となりました。
指定居宅介護支援事業所 武蔵村山ケアサポート 中野亜希