看護の専門性を高めるため、専門看護師や認定看護師、糖尿病療養指導士、呼吸療法士、BLSやICLSなどのスペシャリストの育成に努めています。彼・彼女たちの活躍を支援するために経験や技術に偏る事の無い様、感性豊かな看護師を育むことも忘れません。
STEP1
実務経験
看護師としての実務経験が5年以上かつ認定分野の実務経験が3年以上の方が受験可能です。
STEP2
教育課程
6ヶ月・600時間以上の研修を受講します。
STEP3
認定審査
筆記試験、書類審査があります。どちらにも合格することが条件になります。
STEP4
認定書交付
皮膚・排泄ケア認定看護師 研修
感染管理認定看護師 研修
笹原 綾
皮膚・排泄ケア認定看護師
皮膚・排泄ケアは創傷・ストーマ・排泄ケアと幅広く、年齢に関係なく多岐にわたってケア介入を行う領域です。特定行為研修で得た知識・技術を強みにし、より専門的なケアを提供できるように入院・外来と診療の場を問わず横断的な活動をしています。
小泉 裕美
集中ケア認定看護師
重症患者さまは急変のリスクも高く、患者さまが抱える不安は計り知れません。急変の予兆に気づく事は勿論ですが、不安を少しでも軽減し、治療に専念できる環境作りをする事が看護師としての重要な役割であり、日々の関わりで心がけている事です。
稲田 泉
緩和ケア認定看護師
どの患者さまも苦痛が緩和され希望を持って過ごせる様に多職種で支援していきたいと考えています。学会や研修等への参加・研究発表や執筆等も行い、自己研鑽への理解や支援も得らえる環境です。
山﨑 敦子
緩和ケア認定看護師
緩和ケアとは、がんや慢性期疾患の終末期の患者さまや患者さまを支えるご家族のクオリティー・オブ・ライフ(QOL)を高めるためのケアです。当院では、病気による辛い症状があったり、悩んだり、不安に感じたり、困っていることを少しでも解決できるよう、外来や病棟で緩和ケアの認定看護師がチーム医療で関わっています。
町田 由枝
がん化学療法認定看護師
近年日本の2人に1人はがんと診断されており誰もがかかってしまう可能性のある病気であると考えられていますが克服することもできるようになってきました。抗がん剤治療はその選択肢の一つです。安全で安心して治療が受けられるようにお手伝いします。
髙橋 真由美
がん化学療法認定看護師
がん化学療法の発展により治療の選択肢は広がっています。
患者さまが”その人らしさ”を大切に、治療法を自ら選択・継続出来るよう支援することが私達の役割です。患者さまと一緒に考え、寄り添う看護を志しています。
小澤 愛子
緩和ケア認定看護師
一般病棟のスタッフの一員として患者さまとご家族の身体や心の苦しみを緩和できるようサポートしています。その人らしく生活できるよう、病棟スタッフ、多職種と連携しながら取り組んでいます。
篠村 ゆき
感染管理認定看護師
“感染症を持ち込まない・広げない”ことを目標として活動しています。実践可能な感染対策をめざし、勉強会や院内ラウンドでコミュニケーションをとりながら、標準予防策の徹底を図っています。
新型コロナウイルス感染症対策の経験をいかし、未知の感染症にも負けない感染対策を実施していきたいです。
政本 紀世
感染管理認定看護師
「感染管理」という分野は看護部だけでなく医師、メディカルスタッフ、関連業者などさまざまな対象との連携、調整を行います。ICN(Infection‐control‐nurse)は医療関連感染を未然に防ぐこと。重要な感染症発生時などは感染拡大の最小化のため、組織体制の構築、ラウンド、監視(サーベランス)、コンサルテーション、職員の感染対策など「管理」の範囲、対象は多彩です。
山本 真吾
感染管理認定看護師
現場の感染防止対策の遵守状況を確認し、指導・監督を行っています。感染対策は全職員が取り組むべき課題であり、年2回の全職員研修、感染制御チームによる院内巡視、部署から選出した委員によって構成する委員会活動を通して日々取り組んでいます。
比留間 あゆみ
感染管理認定看護師
「発熱が続いている・・感染症?」「抗菌薬変更の指示があったけれど・・」「MRSAが 出ている・・何かするんだっけ?」「標準予防策、接触予防策、飛沫予防策・・この対策 で良かったのかな」など、日々の看護実践のなかに感染管理は含まれます。認定看護師と して修得した知識や技術を提供しつつ、現場のスタッフと相談しながら状況にあった感染 対策を行い、医療関連感染の予防または発生リスクの低減につなげられるよう活動してい ます。
中村 友美
認知症看護認定看護師
認知症看護は正解がないので、常に実践を振り返りながら、多職種と連携し、協働してケアを提供しています。本人やそのご家族が安心でき、笑顔となれることを一番に考え、自分自身も楽しみながらケアをしています。
吉沢 奈美
認知症看護認定看護師
入院患者さまにとって、病院は『治療の場』であると同時に『生活の場』でもあります。認知症のある人の生活を支援し、困り事が少なく、穏やかに笑顔が溢れる環境を整えていくことが私のやりがいです。
髙橋 智広
認知症看護認定看護師
当院は東京都に指定された認知症疾患医療センターを有しています。そのため病院内外隔てなく、地域における認知症疾患の保健医療水準の向上を目的に活動していくことが必要です。 医師・看護師に加え、地域の保健・医療・介護関係者と密な連携を図ることが求められています。安心して暮らせる地域づくりの一助となれるよう精進しています。
門脇 芳美
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
脳卒中の患者さまを対象に、入院時から退院後の生活を念頭におき、できることを増やす関わりを実践しています。急性期からの介入は、セルフケア向上の一助となり、患者さまの笑顔も増やすことに繋がります。
大越 慎吾
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
脳卒中の発症は突然です。脳卒中看護では、昨日までできていたことが急にできなくなった不安に寄り添い、その人その人に合ったケアを考え、患者さまが自分でできる喜びを感じてもらえるように日々関わっています。
小島 麻由
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
当院の脳卒中の患者さまは、軽症から重症まで幅広く、様々な症状を呈しています。日々の小さな変化に着目し、患者さまの持っている力を少しでも引き出せるよう、様々なスタッフと協働しながら看護を行っています。
秋山 紗知
慢性呼吸器疾患看護認定看護師
呼吸器疾患のある患者さまは、呼吸が苦しいという症状で生活動作が低下したり、不安を抱えたりします。患者さまが少しでも楽に呼吸することができるように、様々なスタッフと協働して看護をしています。
橋本 光江
認定看護管理者
大和会組織内の様々な部署や人に働きかけて、組織全体のサービス提供体制の向上に取り組んでいます。また、患者・家族・地域住民に対して質の高いサービスを提供できるような組織つくりの発展を目指し日々取り組んでいます。
小栁 貴子
糖尿病看護認定看護師
糖尿病患者さまがその人らしく、より良く生きることを看護師の立場からどのように支援できるかをテーマに取り組んでいます。糖尿病療養の良きパートナーとして、患者支援に悩む医療者と一緒に頑張っています。
認定看護管理者
地域医療に貢献できる病院として、質の高い看護サービスを提供できる看護組織の人材育成や健全な組織体系づくりに努めています。看護管理者個々の能力を発揮できる仕組みつくりと多職種連携を促進するための活動に取り組んでいます。
矢野 泰子
摂食嚥下障害看護認定看護師
人間の三大欲求のひとつといわれる「食事」は、栄養補給の目的だけでなく、おいしいものを食べることで幸せを感じ、生きるための活力となります。(食事を摂れなくなる背景には病気や加齢があり、食事の内容や食べ方が不適切なことで誤嚥や窒息に繋がるリスクがあります。)患者さん達が安全に食事できるよう、また患者さん達の「食べたい」という思いに答えられるよう、他職種と協働しスタッフ一丸となって取り組んでいきます。
早川 ユリ
糖尿病看護認定看護師
糖尿病のある患者さんは、薬物治療だけでなく食事や運動などの工夫も必要です。患者さんの話を傾聴し生活に取り込めるような工夫を一緒に考え、さらに合併症の進行を予防するために糖尿病についての理解を促しています。また治療に前向きに取り組んでいただけるようコミュニケーションを大切にしています。
木村 敦子
認知症看護認定看護師
認知症の人の症状や取り巻く環境はさまざまです。見えている一部のことだけにとらわれずその人の生活歴や心境などを考えながら寄り添った関わりが出来るように心がけています。認知症の方が入院中でも地域の中でもその人らしく心地よく過ごせるように、多職種やご家族と一緒に考え支えていきたいと考えています。
陳 宇慶
糖尿病看護認定看護師
糖尿病は、基本的に治療が終了することのない疾患であり、糖尿病を持つ方は毎日病気・治療と向き合う必要があります。治療を生活に取り入れることは非常に困難なことであり、私たち糖尿病看護認定看護師は患者様の生活に寄り添い、良い伴走者となれることを目指して日々活動しています。
浦中 孝子
糖尿病看護特定認定看護師
糖尿病は生涯に渡り付き合っていく疾患で、治療は食事・運動・薬物療法が基本です。しかし長年の生活環境を変える事はとても大変な事です。療養指導では、患者さまの思いに寄り添い、その人らしさを尊重し糖尿病への理解と頑張りすぎない程度に生活を見直してみようと思えるような関りを目指しています。
特定行為研修で医学的知識・技術を強化した上で、病態の変化や疾患、患者の背景等を包括的にアセスメント・判断し、看護を基盤に、特定行為も含めた質の高い医療・看護を効率的に提供することが期待されています。 38行為21区分に分かれ必須と選択できる区分がある。
深川 麗奈
特定行為看護師/術中麻酔管理領域
手術を受けられる方の多くは、痛みや麻酔について不安を感じています。麻酔科医と協働し、安全に安心して手術を受けられるよう麻酔管理の補助を行っています。また、術後の痛みにチームで関わり、症状の緩和に努め、早期離床につなげています。
認定看護師 | 内容 | 人数 |
---|---|---|
認定看護管理者 | 病院や施設などの管理者として必要な知識を持ち、質の高いサービスを提供できるよう組織を改革・発展させることができる | 3名 |
皮膚・排泄ケア認定看護師 | 創褥瘡などの傷管理およびストーマ、失禁等の排泄管理 | 1名 |
重症集中ケア認定看護師 | 生命の危機状態にある患者の病態変化を予測した重篤化の予防 | 1名 |
緩和ケア認定看護師 | 疼痛、呼吸困難、全身倦怠感、浮腫などの苦痛状態の緩和 | 4名 |
がん化学療法看護認定看護師 | がん化学療法薬の安全な取扱と適切な投与管理 | 1名 |
がん薬物療法看護認定看護師 | 1名 | |
感染管理認定看護師 | 医療関連感染サーベイランスの実施。施設内における感染症発生状況の把握と感染防止策の指導、評価 | 4名 |
糖尿病認定看護師 | 血糖パターンマネジメント、フットケア等の疾病管理および療養生活支援 | 3名 |
認知症看護認定看護師 | 認知症の各期に応じた療養環境の調整および体制の構築 | 4名 |
脳卒中リハビリテーション看護 認定看護師 |
脳卒中患者の重篤化を予防するためのモニタリングとケア | 1名 |
脳卒中看護認定看護師 | 脳卒中患者の重篤化を予防するためのモニタリングとケア | 1名 |
慢性呼吸器疾患看護認定看護師 | 安定期、憎悪期、終末期に応じた呼吸機能の評価および呼吸管理 | 1名 |
摂食嚥下障害看護認定看護師 |
|
1名 |
特定行為研修終了看護師 | 15名 |